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《成績を上げるための習慣・勉強方法》

 成績を上げるために一番大切なことは、学校の課題にしっかり取り組むことです。定期テスト(到達度測定テスト)の点数だけを気にするのではなく、小テストや単元テストのために日頃から授業の復習をすることが重要です。


復習のポイントは

1)重要語句など、言葉の意味を覚える

 言葉の意味がわからなければ勉強になりません。

2)教科書やノートを読み直し、何を学習したのかを整理する。

 先生の話を聞いただけで理解できるのであれば苦労はしません。授業中はノートをとるのに精一杯で、話をあまり聞けていない生徒も多くいます。

3)ワークなどの練習問題に取り組む。

 ワークの問題が自力で解けるようにならなければ定期テストでよい点数が取れるようにはなりません。出来ない所はしっかりやり直しましょう。



★携帯電話・スマートフォンについて★

 勉強の妨げとなる最凶のガジェットであり、一度与えてしまうと体の一部になってしまうような子も多いのですが、成績が落ちたからと取り上げても勉強の意欲は高まりません。まずは家庭内でしっかりルールを決めることが重要です。

 また、もしルール違反があったときですが、怒ったりいきなり取り上げると反発して反省しないので、子どもと話し合った上で期日を決めて利用を禁止するなどしましょう。期日を決めることにより友達にメールが使えないことを事前に告知できるほか、携帯の使用にルールがあることも伝えられます。

 ちなみになぜルールを決めて守らなければいけないかということですが、中高生には計り知れないことも多く、誰もが納得いくような説明はできません。しかし、たかが携帯で、と思うかもしれませんが、せっかく勉強していい会社に入ったのに携帯の使用によりクビになったり事故を起こしたりして人生棒に振ってしまう人も世の中には結構います。しかも事故の場合、相手の人生を終わらせてしまうこともあります。ちょっと勉強は苦手でも守るべきルールは守り、努力できることはしっかり精進することが大切です。


★効率の良い勉強の習慣を身につけよう★

 記憶は寝ることにより定着すると言われています。そこで、寝る直前の30分を必ず勉強する時間にすることです。読書などの趣味に使いたい時間ではありますが、いつでも寝られる準備をしてから勉強し、疲れたらそのまま寝ることで、眠りの質も上がります。

 しっかり時間を管理できるようになると、社会に出てからもとても役に立ちます。とても難しいことですが、自主的に行えれば必ず効果が出るので、ぜひ挑戦してみてください。



★成績を良くするには★


 成績を良くするには、まずは定期テスト(到達度測定テスト)で良い点を取ること!!

…ではありません。


 もちろん定期テストの点数が良いに越したことはありませんが、なかなかそれができないのが実状。それでも「4」までなら、ある程度誰にでも、がんばればどうにかなる成績です。


 重要なのは、先生が要求することに応じること。これは別にこびを売ることではなく、社会に出れば常識です。例えば何か大きな買い物や契約をするとき、完璧だけれども機械的な人より、多少抜けているところがあっても相手のことを考えて一生懸命動いてくれる人の方が好感が持てることがあります。

 学校の先生も、できれば自分の生徒には良い成績を付けたいのですが(例外もいるような気はしますが…)、定期テストで点数が取れないのであれば、それ相応の「理由」が必要です。そのため宿題を確認したり何度も小テストをしたりします。それを面倒くさいとか思ってはいけません。


実際どのように取り組むかは、下記を参考にしてみてください。



【1→2に上げるには】

 1が付くのは勉強するとか以前の問題です。まずは授業のじゃまをしないようにしましょう。授業中に話をされると、とても迷惑なので平常点が大幅に下がります。中学校は義務教育なのでよほどでない限り教室から出されることはありませんが、注意されなくなっても成績は下げられます。


【2→3に上げるには】

 テストの点数以外の部分はしっかりできるようにしましょう。授業中に話したり手紙交換をするのは論外です。眠いこともあるし、嫌な先生もいるとは思いますが、授業に集中し、なるべくきれいにノートを取りましょう。

 忘れ物をしないことはもちろんですが、ワークなどの提出物は期限内にちゃんと出しましょう。やってない部分は赤ペンで書き込んでも、出さないよりはマシです。

 小テストなど、短い範囲を覚えるだけのものは確実に点数を取りましょう。その繰り返しにより基礎力も高まります。

 平常点を上げることは基礎力の向上につながるので、定期テストでも4割(40点)程度は取れるようになり、普通2は付かなくなります。


【3→4に上げるには】

 定期テストで6割(60点)を超えていなくても4を取っている生徒もいれば、7割を超えていても3が付く生徒もいます。

 最初に書いたように、重要なのはいかに先生の要求に応えられるかです。先生も自分の生徒には、なるべく4くらいは取らせたいのです。塾の宿題で小テストや単元テストの勉強がおろそかになるなんて本末転倒です。終わってから「何だ、少し勉強すればできたのに」とか思うくらいなら、はじめからやりましょう。

 普段の勉強は基礎部分を繰り返し行い、できる問題でのミスをなくしましょう。


【4→5に上げる】

 問題の解き方を教わっても、理解できることとテストでできることとは違います。教わった問題は必ず自分で解き直し、自力でできることを確認しましょう。意外と一人ではできないことに気がつきます。新しい問題を次から次へとやるのではなく、まずは学校のワークの問題を全部自力でできるようにしましょう。



★各教科の勉強法法★

【国語】

 授業の予習として必ず教科書を読み、話の流れをつかんでおきましょう。ワークに載っている語句の意味も調べておきましょう。「自分で調べる」習慣を身につけるのが大切です。

 漢字練習はこまめにやりましょう。部首に分解し、漢字の意味や使い方を覚えると忘れづらく、将来必ず役に立ちます。

 テスト前はやはり、教科書を読み直しましょう。そしてワークの問題と解答を確認し、何を聞かれたらどこを答えればいいかを覚えます。国語が得意な人はよく「答えは問題文に書いてある」と言います。注意することは、ワークでは選択問題でも定期テストでは記述問題になるので、ちゃんと書けるようにしましょう。


【数学】

 まずは基本的な計算ができること。特に四則(足す・引く・かける・割る)と文字式、方程式をしっかり『理解』しましょう。それにより文章問題もそのまま式にすることができ、解くことができます。

 覚えることは少ない教科ですが、誰かに教えてもらって理解できるようになっても、自分でやらなければ解けるようにはなりません。また、社会などとは違い、わかっていても「ミス」をします。教科書やワークの問題を繰り返し解き直し「訓練」しましょう。


【理科】

 興味を持ち、イメージできることが大切です。できる人ほどテストで時間が掛からないのは、図を見ただけでだいたいの答えが出てくるからです。あとは問題によって何を答えてほしいかを考えるだけです。


【社会】

 難しいのではなく、覚えることが多いだけで、教えられることより自分で学ぶことの方が多い教科です。例えば大人にはなかなか覚えられないA●Bを研修生まで覚えている子がいるように、興味を持てるかどうかが重要です。しかし勉強になると、覚えるだけのことを「解らない」「知らない」と言って拒絶します。SNSなどで狭い範囲の人のことを深く知るのも悪くはないのですが、歴史や地理を学ぶことによって視野が広がり、勉強も(少しは)楽しくなることに本人が気づくしかありません。

 尚、社会科は一般常識の基礎になるものが多いので、さぼっていると大人になっても社会情勢や政治がわからず、恥をかいたり困ることが出てきます。中学生はよく「勉強して将来何の役に立つの」と言いますが、多くの人にとって一番「役に立つ」教科と言えます。


【英語】

 まずは単語を覚えなければいけません。特に英語では動詞をしっかり「動詞と認識して」覚えることが重要です。英語は日本語と語順も文法も異なりますが、動詞を中心に考えると、意外とすっきりします。

 助動詞は使い方がはっきりしており、数も少ないのでしっかり覚えましょう。

 前置詞は「〜に、〜で、〜へ」など、場所や方向、時間などを表す単語で、間違えると文章がおかしくなります。それぞれの単語の使い方の『イメージ』になれることが重要です。

 形容詞もそれほど数は多くないので、がんばって覚えましょう。

 名詞は数が多いのですが、他の単語と文法がわかれば推測できるようにもなり、長文の中で知らない名詞が出てきても外来語のような状態で訳せるようになります。

 あとはただひたすら慣れることです。



★テストの点数を上げるには★


 テスト前にやるべき事は、「学校のワーク」「授業で配られたプリント」「小テストや単元テスト」「ノート」を見直し、解き直すことです。重要なのは、教わったことを自分でやり直すことです。


 2〜3週間はかけて、しっかり準備しましょう。


 良い点数が取れない理由の多くは、学校のワークが5教科分そろっているにもかかわらず、テスト前にやり直すどころかテスト範囲すら終わっておらず、テストの後で提出のために解答を写して体裁だけ繕っているからです。


 小テストや単元テストは、答案が返ってきた時にできなかった問題を必ずやり直しましょう。教科ごとに「家庭学習ノート」を作り、まとめておけば、後から見直すときにも便利ですし、定期テスト後のノート提出の時などに一緒に提出すると、平常点として評価してくれる先生もいます。


 普段の勉強では基礎をしっかり「理解」し、問題を深く考えることが重要ですが、テスト前にやるべき事は「暗記」です。スペコンなどと同じように、誰に何をどう教わろうと、最終的には自分で覚えなければテストではできません。


★定期テストは後悔のないように勉強できているでしょうか★


 テスト問題をやり直すのはとてもよい勉強になます。「終わってからでは意味がない」と思うのであれば、家庭学習ノートを作って教科担任に提出しましょう。やる気が評価され、平常点が上がります。今まで家庭学習ノートを提出したことがなく、持って行くのに気が引けるのなら、「わからない所があったので教えてください」と言えば、先生も対応しやすいと思います。


 家庭学習ノートは強制されるものではないので、自主的でなければ続かず、続かなければ評価もされません。逆にちゃんと続けることにより基礎が身に付き、平常点も良くなるので成績が上がり、テストでも良い点数が取れるようになります。